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【2023最新】台風の前に備えるものは?食べ物や防災グッズまとめ

【2023最新】台風の前に備えるものは?食べ物や防災グッズまとめ

今年は夏のうちに巨大なノロノロと速度の遅い台風が発生しました。

お盆の帰省シーズンに直撃し、日本中に大きな影響がありましたね。

計画運休にぶち当たり、なかなかお家に帰れなくなってしまって大変な思いをした・・・という人も少なくないのではないでしょうか?

これから秋に向けてどんどん台風が増えていきますので、万が一のために事前に備えておくものを調達しておきましょう!

この記事では、

  • 台風の際に起こる可能性のある被害
  • 台風に備えて買っておきたい食べ物や防災グッズ

をまとめてご紹介します。

台風の際に起こる可能性のある被害

万が一、大きな台風があなたの住んでいる地域に直撃してしまった場合、以下のような被害が起こってしまうリスクがあります。

  1. 停電
  2. 断水
  3. ガスが止まる
  4. 外出ができなくなり閉じ込められる(買い物に行けない)

これらの被害が起こってしまった際、どんな状況に陥ってしまうのか詳しく見ていきましょう。

台風リスク①:停電

台風の被害はいろいろありますが、その中でも一番起こりやすいのは停電です。

防風による飛来物で電柱を壊したり倒したりすると、断線が起こる可能性があります。

また、記録的な大雨が降ってしまって、電気設備が浸水してしまうというケースも。

特に、倒木などで立ち入り困難な地域は復旧までに時間がかかり、停電が長期化することも考えられます。

台風リスク②:断水

台風の被害では、断水も考えられます。

地域全体が断水してしまうケースもありますが、特に気をつけたいのがマンションなどのポンプで水を運んでいる家の場合です。

こういった建物では停電してしまうと水を汲み上げるポンプも止まってしまうので、たとえ地域が断水していなくても水が使えなくなってしまいます。

台風リスク③:ガスが止まる

ガスの導管の大半は地下に埋められているため、台風のような雨風には影響を受けにくいです。

ですが、土砂災害などにより導管が破壊されてしまったり、ガス設備が浸水してしまった場合は、安全のためにガスの供給が止められてしまうこともあります。

確率は低いとはいえ、停電や断水と同じようにガスが止まった場合にも備えておくと良いですね。

台風リスク④:買い物に行けない

暴風雨が強くなるにつれ、屋外での活動は危険を増します。

防風により歩けなくなったり、倒れてしまったり、立っていることすら困難になるほか、飛来物によって怪我してしまうことも考えられます。

降雨量が多ければ、洪水が発生する可能性もあります。

そのため、台風のときには可能な限り外出は避ける必要があるといえます。

台風の前に備えておくと良い【食べ物】

食べ物編

台風によって起こりうる被害がわかったところで、次は事前に備えておくと良いものを見ていきましょう。

まずは食べ物編です!

食べ物は最低でも2~3日分の量を用意しておきたいですね。

余裕があれば1週間分ほど用意できると更に安心できます。

調理しなくても食べられるもの

停電や断水、ガスが止まってしまった場合を考えて、「調理せずそのまま食べられるもの」は用意しておくとよいでしょう。

  • パン
  • クラッカー
  • シリアル
  • 缶詰
  • ドライフルーツ
  • チョコレートなどのお菓子

調理する必要がなく、ある程度の日持ちのするものを普段から用意しておくと良いです。

賞味期限は定期的に確認し、一定の期間が過ぎたら消費して新たに買い直すようにしましょう。

常温で保存できるもの

停電してしまった場合は、当然のことながら冷蔵庫も使えなくなってしまいます。

そのため、常温で保存が可能は食べ物をストックしておくと良いでしょう。

  • カップラーメン
  • パスタ
  • パックのご飯
  • レトルト食品
  • 即席のお味噌汁

不足しがちな栄養が取れるもの

ライフラインが止まってしまうと、体を崩してしまうことも十分に考えられます。

手軽に栄養を補給できるものを用意しておくと、万が一の場合にも安心です。

  • ゼリー飲料
  • 野菜ジュース
  • カロリーメイト
  • ポカリスエット

調理が簡単なもの

ガスが使える場合や、カセットコンロを用意している場合は、調理が簡単=茹でるだけで食べられるものもいいですね。

温かいものが食べられるだけで、気持ち的に元気になれますよ!

  • うどん
  • そうめん
  • パスタ

水(大人1日3l)

水は大人一人あたり3リットル(1日)必要と言われています。

ミネラルウォーターやお茶を用意しておくと良いでしょう。

ある程度の水はペットボトルに入れて冷凍庫で凍らせておくと、停電してしまったときに役立ちます。

保冷バックに凍らせたペットボトルと要冷蔵品を入れておけば、ある程度の時間は凌ぐことができます。

また、今年は歴史的な猛暑が続いていました。

停電でクーラーが使えなくなってしまったときでも、冷凍したペットボトルがあると体を冷やす事ができます。

台風の前に備えておくと良い【生活用品】

生活用品編

備えておくと良い食べ物がわかったところで、次は生活用品を見ていきましょう。

ラップ

食事をするときにはラップがとても役に立ちます。

断水してしまって、水を使って食器を洗うことができなくても、お皿にラップを巻いて使えば洗う必要がなくなります。

ウエットティッシュ

ウェットティッシュがあることで、身の回りを衛生的に保つことができます。

数日間断水するようなことがあっても、ウェットティッシュやウェットタオルがあれば体を拭くこともできますね。

長い間、体の汚れが落とせないでいると精神的なストレスが蓄積します。

少しでも解消できるような衛生用品があるとお守りになりますね。

乾電池

停電してしまった場合は乾電池が必須です。

乾電池は日頃から備蓄が可能なものですので、古くなりすぎない程度に買いためておきましょう。

カセットコンロ・調理器具

電気やガスが使えなくなくなることを想定して、カセットコンロとガスボンベを用意しておくと役立ちます。

台風の前に備えておくと良い【防災グッズ】

防災グッズ編

台風の前に備えておくと良い日用品がわかったところで、次は防災グッズを見ていきましょう。

携帯トイレ

豪雨による浸水で、浄化槽や下水処理施設などの機能が停止してしまうことがあります。

下水道が満水になるとトイレが流せなくなってしまうことがあるため、携帯トイレを用意しておきましょう。

携帯トイレは、洋式便器に装着して使用する便袋と、し尿を固める凝固剤があります。

モバイルバッテリー

停電が起こってしまった際は、スマホの充電がとても貴重になります。

連絡や情報収集ができるように、スマホの電源は切らしたくないですね・・・

普段からモバイルバッテリーを用意して蓄電しておくようにしておきましょう。

また、乾電池式のものであれば、乾電池の備蓄がある限り充電可能です。

懐中電灯

スマホでも懐中電灯のかわりになりますが、スマホの充電はなるべく温存しておきたいところです。

そのため、懐中電灯や電池式のランタンなどは用意しておくと良いでしょう。

電池式以外にも、手回しの手動で光を発する災害用の懐中電灯などもあります。

ラジオ

スマホで情報収集ができなくなっってしまった場合でも、ラジオがあると役に立ちます。

テレビを視聴することができなくても、ラジオでリアルタイムの情報を入手することができますね。

中には懐中電灯のようにライトが付くものや、ソーラーパネルがついているものもあります。

ひとつで何役にもなる一体型のものがあると、荷物も減りますし便利ですね!

台風に備えるもの!食べ物や防災グッズ!のまとめ

台風によって起こりうる被害と、備えておくと良い食べ物や防災グッズを紹介しました。

最後にまとめて掲載しますので、スクショを取って保存しておくと便利です。

  • 調理しなくても食べられるもの(パン、クラッカー、シリアル、缶詰、ドライフルーツ、チョコレートなどのお菓子)
  • 常温で保存できるもの(カップラーメン、パスタ、パックのご飯、レトルト食品、即席のお味噌汁)
  • 不足しがちな栄養が取れるもの(ゼリー飲料、野菜ジュース、カロリーメイト、ポカリスエット)
  • 調理が簡単なもの(うどん、そうめん、パスタ、鍋)
  • 水(大人1人、1日3リットル)
  • ラップ
  • ウエットティッシュ
  • 乾電池
  • カセットコンロ・調理器具
  • 携帯トイレ
  • モバイルバッテリー
  • 懐中電灯
  • ラジオ

他の災害と違って、台風はある程度の予測ができる災害です。

「うちは大丈夫だろう」と思わず、万が一に備えることはとても大事。

やっておけばよかった・・・と後悔する前に、少しずつでも行動しておきましょう!